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企業年金の概要

企業年金はどんな種類のものがある?

2022年現在、企業年金は大まかに、確定給付企業年金(Defined Benefit Plan、略してDBとも)、確定拠出年金(Defined Contribution Plan、略してDCとも)、厚生年金基金の3つに分類されます。もう一つ中小企業退職金共済制度・特定退職金共済制度という企業年金もありますが、定められた要件を満たす中小企業向けであることを除けば、他の企業年金制度と基本的には同じものです。
このうち、厚生年金基金は昨今の不況や資金繰りの悪化もあって、2014年4月の法改正以降は新規設立ができなくなり、現在では確定給付企業年金などへの意向が進められています。
また、確定拠出年金は「企業型」と「個人型」に分けられ、いずれも規約を作成して厚生労働大臣の承認を受ければ年金制度を設けることができます。

確定給付企業年金と確定拠出年金の仕組み

企業年金制度で現在主流となっているのは、確定給付企業年金と確定拠出年金です。
この二つは、年金の原資の調達や運用方法が異なり、それぞれにおいて特徴があります。
確定給付企業年金は「給付建て年金」とも呼ばれており、事業主と従業員の同意によってあらかじめ給付内容を定め、高齢になった際にその給付内容に準じた年金を受け取ることができる年金制度です。
確定拠出年金は「掛金建て年金」とも言われるように、個人ごとに拠出した掛金を明確に区分し、掛金とその運用収益との総計によって給付額が決定される仕組みとなっています。
簡単に言うと、確定給付企業年金は一定の額を支払い一定の額を受け取る年金制度で、確定拠出年金は供出した掛け金と運用状況によって給付される額が変動する年金制度です。


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